2016年5月31日火曜日

days2 計画中


”days”はダクト周りのスペースが狭く、吸音材を入れるのに苦労しましたので、days2は、バッフルサイズを大きくして余裕を持たせました。ただこのままでは容積が大きくなるので、その分奥行を縮めています。

2016年5月29日日曜日

”days”のご感想

「days」設置しました。
注文通りのピッタリサイズでKO球さんの技術に敬服しました。

今まで使ってたスピーカーより深い音で聞こえる感じで、低い音もきれいに聞こえます。

良い物を作ってくださり、ありがとうございました。
大切に使わせてもらいます。

<製作者のコメント>
無事にラックに収まってよかったです!(ホッ。)
プリンターとモニターに挟まれた”days”は、色的にもうまく溶け込んでると思います。
音もチャンと鳴ってるようですので一安心!



アダプターの必要性

8cmユニット用の箱を作ったとして、問題になるのがユニット取り付け穴の大きさです。
口径の小さなユニットの取り付け穴は小さいので、手が入りづらいのです。

手が入らないと、音合わせのための吸音調整等ができません。

つまり、8cmユニット用の箱でも、10cmユニット用の穴をあけたほうが、後々楽なのです。

音的な優位性より実用的な理由からアダプターリングを使う場合が多いのです。

もちろん、変換アダプターとして使うのも目的の一つです。

FE83Enをアダプターに取り付ける


*この動画には音声はありません*

2016年5月28日土曜日

NEW 8cmユニット用 変換アダプターリングの試作

外径をΦ136からΦ128に変更
内側のR加工を、斜辺(45度)に変更
板厚9ミリから12ミリに変更


ユニットを取り付けるネジ穴部分のMDFの厚みが5mmなので、強度が心配でしたが、問題なさそうです(締め過ぎはNG)。







2016年5月27日金曜日

治具(jig)


実はこれ、SP箱ではなくて、アダプターリング製作のための治具。
ダクトが付いている穴には、掃除機のノズルを差し込みます(紙筒とノズルのサイズが同じだった)。

治具として使う前にチョッとお遊びということで、F77G98-6を取り付け、SP箱として聴いてみました。

低音は伸びてませんし、ややつまり気味ですが、125Hzまでは音圧が高いので、バランス良く鳴ります。

高域もややつまり気味ですが、中域とのバランスは悪くはないのでうるさくなりません。

この箱、調整すれば結構いけるかも?


2016年5月25日水曜日

TDK 超軽量8.5g CLEF-Liteシリーズ TH-LEC300RD


子供が軽いイヤホンが欲しいと言い出したので購入してみました。
カナル型は初めてですが、総重量8.5gと超軽量らしいです。

さて音は・・・こちらも軽いです~。耳に押し込んだり、ポジショニングしてみましたが・・・エージング10時間程度では全然足りないかな。

聴感では、中域は一聴すると平坦ですが、低域方向に向かってなだらかに下降して行くようで、低音感が軽くて薄いです。
高域は6KHz付近に山があるようです。

嫌味な音質ではないので、値段(送料込みで1500円弱でした)を考えると無難なイヤホンなのかもそれませんが、ATH-M50xと比べると、全体的にやや曇った印象。

中低域にMDR-1Rのような演出がないのは好感が持てますが、もっと低音に量感と力感がほしいところです。とにかく全体的に音が薄く、支える土台が弱い音です。

高域もやや粗いですが、値段相応なのかも?。中域は聴きやすく、音色もまずまず正しく出ていました。

音場は横の広がりはまずまず良いのではないかと思います。

自分のYou Tubeを聴いてみましたが、ペラッペラな音で、これでは正しくは聴けません。
やはり正しい音で聴くには、ATH-M50xクラスの、正しく再生できるヘッドフォンが必要です。

TH-LEC300に関しては、軽くてフィット感もよく、悪い音ではないので、総じて価格相応の良品かなと思います。

2016年5月23日月曜日

徹音の音サンプル






今回の録音もハイクオリティ!もちろん工房スタジオで実際に聴けばもっと良いわけですが・・・。<追記>実はここが肝心なところで、100パーセントを超えて音を作り変えないことが、録音物としてクオリティが高いわけで、音のサンプルとして信用できるというものです。

部屋の音響特性も含め、音そのものが正しい方向を示していますし、正しい音には”○△◇向き”とか関係ないのがこの動画で理解できます。


2016年5月20日金曜日

"days"を追加予定


「オリジナル自作SP」のページに”days”を追加予定。
<追記>「オリジナル自作SP」のページに”days”を追加しました。限定公開動画2曲あり

2016年5月18日水曜日

デジタル化してほしいアルバム

布施明 Lana からの2曲ですが、このアルバムはデジタル化されてないようで・・・レコード盤痛んじゃってるんで、デジタル化して発売くれないかな。



鈴木義之 LAララバイから1曲。これもデジタル化されてないような・・・。

逃げ口上

レコード再生は別として、ハイレゾが登場したデジタル再生分野では、オーディオ機器の音楽性(芸術性)という言葉は、単なる逃げ口上となってしまった。

録音が正確なら、その中の音楽性を引き出すことこそが、再生装置に求めるべき性能だからである。

本当のプロフェッショナルは、その本質に果敢に挑戦している。

私はというと、自作SPで原音再生は無理だな~と半ば諦めて、どうやったら上手く誤魔化せるかなぁと、姑息であることは認めるが、本気で必死にもがいている始末・・・。

音の目標はATH-M50xとしているが、SPを自作する際必ず頭によぎるのは、「”B&W”のトップエンジニアなら、このユニットをどう使うかな?どこまで音を、完成度を高めるのかな?」などと、勝手に仮想ライバルを作って挑戦してみたりしている。

先ほど、自作SPでの原音再生は無理と書いたが、それは第一に、原音再生できるフルレンジユニットが手に入らないから。
だから、市販品で手に入る同ユニットを、B&Wのトップエンジニアならどう使うかな?と、目標を原音再生から置き換えている。
何故、B&Wのトップエンジニアなのかというと、彼らが本気で取り組んだ場合、原音再生を意識しないわけがないからである。と、これも勝手に想像している・・・。

自作SPに対して、音楽性豊かというのは今後も褒め言葉として使うが、自分に厳しく問うと、原音再生に白旗を挙げたのと同じなのだ。

私の場合、これが今の自作SPの限界であり現実だ。

2016年5月16日月曜日

地震に慌てる

先ほどの地震、八王子市は震度2と出てましたが、ここは3くらいはあったんじゃないかな?
揺れてすぐさまとった行動は、daysをSP-1000から降ろして安全な場所への避難でした(笑)。

そして今、出荷を控えた最終チェックをレコードで行っています。レコードといっても、デジタル化したレコードの音ですが。

daysが奏でるレコードの音も、記録として録っておきたいですね。

メリットとデメリットの交差点


06は、03との比較用に録音しました。

本来メリットとデメリットが交差して、イコールで結ばれるようなことがあってはいけませんが、設計上のやりくりが大変で、いつも交差点という妥協点が付きまとってしまいます。

比較音源で、それがよく分かると思います。

03も06も完ぺきではありませんが、結論として、両方の音を採用することにしました。

06から03の音に移行する場合は、時間にして片Chあたり10秒もあれば充分です。03から06に移行する場合は、メジャーが必要ですが1分位で完了できると思います。


2016年5月15日日曜日

”days” これで完成とします

”days”は自分で作ったスピーカーですから、長所も短所も把握しています。

全力を尽くしましたが、分かっていても改善できない短所は残ってしまいました(技術不足で完璧なものが作れません)。

それでもかなり多くのチェック音源を、時にはギリギリで、時にはすんなりと通り抜けてくれました。

塩ビ管さんのOFF会では広い場所で鳴らしましたし、使い方さえ間違わなければ、大きな問題は起きないと思いますので、これで完成とします。(Mk2は、あそこをこうしてああしてと、いろいろ考えちゃいますけど・・・(汗)。)


"days"音チェック 05

daysの音 チェック04

2016年5月14日土曜日

”days”  音のチェック中 です。


高域特性が、お世辞にも良いとは言えないF77G98-6にとっては、チョイと厳しい音源ですね(汗)。

命名:days(デイズ)


晴れの日も雨の日も、気分の良い日も落ち込んだ日も、このスピーカーから音楽が流れるよ~という思いを込めて、”days”。


F77G98-6 バスレフBOX完成 チェック 02


チェック 02 です。

F77G98-6 バスレフBOX 完成?!


このサイズのバスレフ箱と、F77G98-6で、目標にしていた音がようやく出たので、これで完成にしたいと思います。

いつも言うように完璧は無理です。犠牲にしなければならない部分は必ずあります。
箱の方式、サイズ、使用ユニットの範囲において、可能な限り音を合わせたということです。

音色、音質、質感、F/Dのレンジ、トランジェント、定位、音場、群遅延特性、付帯音などなど、何度もチェックを行いました。
無理なものは無理として、妥協点も吟味しながら調整しました。

良くも悪くもその答えは、音に現れています。

2016年5月13日金曜日

F77G98-6 調整途中の音(NG集)


向上した部分も多いのですが、つながりがいまいち(汗)。これもNG。出口はあるのか??

2016年5月12日木曜日

比較対象を間違えないように!

よく、スピーカーの聴き比べってありますが、A機種とB機種を聴き比べて、優劣の判断をしてはいけないんです。いや、悪い事とかそういうのではなくて、間違いの”もと”になりやすいんです。

A機種と原音、B機種と原音を比較した結果で、A/Bを比較した方が、正しい優劣の判断がしやすいんです。

私の音合わせも、Aパターン、Bパターンと作ってはいきますが、比較対象はそれぞれ原音とです。

これが私の音合わせのやり方です。

比較対象を間違えないように!が、重要です。

妥協点を探る


吸音処理を少々変更したが、まだ違うなぁ。

それにしてもマンイーターはアラがよく分かるなぁ~。

しかしこれ以上線を細くはできないしなぁ。

F77G98-6 使用のバスレフの音 低音チェック編


内容積4.5L程度のバスレフですから、どう頑張っても限界はすぐに来ます。

<追記>

低音を伸ばす前に、ちゃんと音の太さが出るように心がけています。

F77G98-6 バスレフの音 女性ボーカル編


もう少し音を合わせないといけませんが、途中経過の音ということで・・・。

<追記>

録音によるところの声の質感の違いが分かりやすい楽曲を選んでいます。

再調整が必要



ダクトを接着して完成かと思いきや、箱の内圧が高まったせいでダクトの効率も上がったのだろう、音の密度感が増して、結果バランスが崩れてしまった。もともとハイ落ち傾向のユニットなので、低域のエネルギーが強くなりすぎると益々高域が寂しくなる。内圧を緩める調整をしなければならない。

箱の容積は決まっているから増やせない、ダクトの面積も変えられない、箱に追加の穴でもあけようか・・・いやそんなことはしたくない。やっぱり吸音処理の再調整か。

F特も50Hzのレベルが上がっている。これは解せないし、仮にちゃんと出ていたとしたら、この箱でここまで伸ばすと、他の帯域に悪影響を及ぼしかねない。ダクトは今更切断できないし、どうしたものか・・・。

2016年5月11日水曜日

小さいなぁ~


こうやってSP-1000の上に乗せると・・小さい。



片Chだけ完成


アダプターリングの色はもっと薄くすしてツートンカラー調にする予定だったが、マットな仕上げになってしまった(汗)。

ボルトの締め付けでアダプターリングに大きな亀裂が入ったカ所があるが、これはある程度は仕方がないので、下側の目立たない位置に変更する。



固着防止シート


塗装が完了するまでの間、バッフルとユニット取付用アダプターの、固着防止シートを製作した。

ユニット取付用のアダプターから2mmはみ出す大きさで、デザインのアクセントになるが、アクセントは不要かも?

2016年5月10日火曜日

塗装には、まだ時間がかかりそう・・・


所々粗さもあるが、パッと見は普通に見れるレベルになったと思うので、とりあえず本体の方はこんな感じで仕上げ終了とする。

残りのリングの塗装に取り掛かり中。

このSPの音をしばらく聴いていないので、オーディオが物足りなく感じる。

2016年5月9日月曜日

塗装大失敗~やり直しだー!

最終段階のニス塗りで失敗!また研磨して、色を付け直して・・・と言っても、一度ニスを塗ってしまうと簡単にはいかない・・・。そしてまた難関のニス塗りが待っている。

2016年5月8日日曜日

売れ残り


昨日ダイソーに寄ったら、珍しいものが売っていた。
パッケージの色あせ具合からして、売れ残りのようだ。

以前はたくさん売っていたのになぁ・・・。

今日は一日塗装中


ラワン部の着色は、導管を残しておこう。

ややこしい言葉を整理するためにも、生録音

気付いている方もいるかもしれませんが、私はSPの音を構築していく過程で、「調整、音決め、音合わせ」など、段階的に言葉を使い分けているんです。どの言葉も重複した意味を含んではいますが、その時々で、また何をやるかで言葉が違ってきます。

最終的には「音合わせ」となりますが、これは出来る限り原音に合わせるという意味です。

合わせる基準があるからこそ”合わせる”と言えるのであって、合わせる基準がなければ、”合わせる”という言葉は出てきませんし、本来使えません・・・が、ややこしいことに、基準とは違う自分の好みに合わせるというとらえ方もできなくはありません。しかし後者の解釈の場合オーディオでは”ずらす”と同意語になります。合わせるべき基準(原音)に、あえて合わせないからです。

”チューニング(調律)”という言葉があります。
この言葉も本来の、基準に合わせる他、自分の好みに合わせる、性能を高めるなど複数の使い方が容認されているため、何をどうしたいのか、どちらの方向に向いているのか、よく分からない言葉となっています。

いずれにしても、本来は基準(原音)あっての”チューニング(調律)””音合わせ”ですから、基準を知らないのでは話になりません。

本来の意味の”チューニング(調律)””音合わせ”という考え方が持てるようになるには、基準(原音)を探すしかありません。

基準(原音)見つけ出せれば、”ずれ”を理解することができます。

ズレてると分かれば、「チューニング(調律)をずらす」という言い方に変わり、言葉が本来の意味を持つようなります。

現場の音を知ることができる生録音は原音探しには打って付けです。原音再生ができなくても、”ずれ”を理解するだけで、ややこしい言葉をスッキリ整理してくれます。

2016年5月5日木曜日

F77G98-6用バスレフBox 塗装前の写真撮影


塗装に入る前に写真撮影しました。
塗装は箱を組むより難しくて、しかも時間がかかります。

F77G98-6使用のバスレフBoxの測定


グラフには表れてませんが、聴感では90~100Hz付近に音圧の弱い部分を感じます。

125Hzにピークがあり、量感には貢献しますが制動のきかない帯域でもあります。

1.6KHzの山はショートホーンの効果とは思うのですが?

1.6KHz以上の帯域はご覧のとおりで、このユニットの特徴(欠点?)ともなっています。

個人的にはこの作品は大いに気に入っています。
この作品は依頼品なので塗装が完了次第手放すことになるので、同じ物を自分用に作りたいのですが、一部吸音材に入手困難な物がありそうなので、これっきりになるかもしれません。

今回の作品もそうですが(そうでない作品もありますけど・・汗)、吸音処理は試行錯誤を繰り返し、かなり工夫しています。ですので私の作品は、吸音材を抜いたり一部でも動かした場合、それはもう私の作品ではなくなります。




次は塗装


さて、音は決まったので、塗装に移ります。
その前に端材でためし塗してます。
まずはシーラーで下地処理。


東京交響楽団 第一回 八王子定期演奏会


素晴らしい演奏を聴かせていただきました!
いつものように、音楽については語れませんので・・・。

座席は1階席15列、中央ブロックの右側。

オリンパスホールは6回位は来ていますが、1階席は初めて。

この場所で聴く音は、中低域付近にややボワ~ンとした響きが乗るようでしたが、全域に渡り重厚、濃密、繊細で滑らか、迫力十分で耳にも優しいといった印象でした。

打楽器は、弱音ではくぐもった音でしたが、強打で一変!特にコンサートバスドラムのここ一番の強打は、床に振動がビリビリと伝わります。

ヴァイオリンも耳に付くような音ではなく、心地よい弦の響きでした。コントラバス、チェロ、の響きも圧巻!チューバも音の良さにもビックリ!他の管楽器も奏者が上手いのか、うるさ過ぎずに明瞭。

ハープの音も聴き取れる位置で、何故か得した気分になります。

日本を代表するピアニストの中村紘子さんの演奏も初めて生で聴けましたし、贅沢な時間を堪能してきました。






2016年5月4日水曜日

オフ会の動画

たった今、東京交響楽団 第一回八王子定期演奏会を聴いて帰宅したところ、たてちゅうさんが昨日のオフ会の音をアップしてくださったので、動画を共有させていただきました。
たてちゅうさん、ありがとうございました。

詳細はこちらまで

私の方は昨日に引き続き、体調不良でフラフラ状態が続いております~。



試聴に使用させていただいた音源は、付録の音源が基本となっています。
3~7曲はハイレゾバージョン。最後のドラムソロはCDバージョンです。
音の違いも含めてお聴きください。

2016年5月3日火曜日

行ってきました 2016 集まれ塩ビ管スピーカー関東オフ会



体調不良でどうなることかと不安でしたが、何とか無事に最後まで参加できました。

体調不良から早退も考えていましたので、発表順を早めさせていただきました。ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。

2016年5月2日月曜日

体調不良

なんなんだ~。このタイミングで体調不良とは・・・。
とりあえず、荷造りは完了。明日に備える。

2016年5月1日日曜日

F77G98-6 調整難航中

連日の長時間にわたる音合わせで、耳の疲れはピークに達しております。ということで、ちょっと休憩が必要です。

棚に入るサイズ(H180まで)ということで製作している、内容積4.6L弱のバスレフ箱+8cmユニットですから、小音量で楽しむSPです。

F77G98-6のマグネットサイズは、Φ60-t8、能率は81.5dbw/mです。4.6L位の箱の場合、密閉で使っても低域は125Hzまで高い音圧が稼げるので、バランスも音もいいのですが、更に低音域を伸ばすために、バスレフで使っています。

密閉で使った場合、バスレフより付帯音が少ないといったメリットがありますが、やはりウーハーが欲しくなります。バスレフで使っても、伸ばせる低音域には限りがあるわけですが、せめて「これならウーハーなしでも行けるかな」くらいまでは伸ばしたいわけです。

バスレフは箱に穴が開いてるので、デメリットとして付帯音が増えます。また、うまくダクトを設定しないと、低域に凹凸ができますし、タイミングも遅れますetc・・・。

たくさんのデメリットを抱え込むバスレフ箱ですが、それでも低音を稼ぐためには有効な方式です。

バスレフ方式のデメリットを感じさせない上手い調整は、メーカーの一流品を聴けば納得できますが、小型箱の場合、デメリットを隠すのが、実は大型箱より格段に難しいのです。

理由は長くなるので省略しますが(過去に少し書いてますから)、小型バスレフの調整は、結局は完璧は無理ですから、妥協ポイントを探る作業ともいえます。

今回のF77G98-6に関しては、低音が出る代わりに制動が”ゆるい”といった特徴があります。今回は特に、この”ゆるさ”に手を焼いています。

さて、また続きの作業に取り掛かるとしましょう・・・。