2017年6月24日土曜日

再生音の考え方~8~

なんの先入観も持たずにリラックスして音を聴いている時に、普段は気付かないような現象を、何の気なしに感じ取ることがある。

検聴の場合は、意識的に音の違いを聴き取ろうとして、自ら聴く範囲や要素を限定するようになり、その枠外の音となると、なかなか意識が向かないから気付きにくいのだろ。

なんの先入観も持たずにリラックスして聴く時に感じ取る事柄においても決してスルーすることなく、その感じた音を、何故そうなのかと考えることが大切で、それは感じ取った音にこそ重大な要素が隠されているケースが多々あるからだ。

だから「感じた音を考える」となり、”考えるな感じろ”のイイ言葉で終わらせていては、進歩は期待薄なのである。

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