2017年11月7日火曜日

考え方のレベル

再生音に対する考え方のレベルが高い人がいる。特に、生音を相手にするプロの録音エンジニアの方に多い。

そんな人に出くわしたらラッキーと思って、自分にとって耳に痛いこと(真逆な考え)でも聞く耳を持とう。
その時点で腑に落ちないことがあったら”何故”を頭の片隅に残しておこう。自分のスキルが上がった時に理解できることがあるかもしれないから。

”何故”をその場で問うことも大切だが、スキルが追い付かないと判断されれば教えてくれないこともあることを念頭に置いて質問しよう。

レベルの高いことは理解も簡単ではないこともあるし、そんな易々とは教えてくれない。それは何より自分自身の経験に基づく気付きが大切であることを知っていて、頭でっかちの知ったかぶりを増やすことなど望んではいないし、むしろ避けたいから。
一番困るのは、安易な悟りで内容を伴わない言葉だけを一人歩きさせてしまうことだと知っているから。

教えてくれない=ケチ・意地悪、ではない。
教えてくれないことにも意味と訳があることを汲み取ろう。

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