2017年11月1日水曜日

PHILE WEB ATH-M50x レビュー記事~2~

川井憲次さんが語る、オーディオテクニカの“世界標準”モニターヘッドホン「ATH-M50x」の魅力

 レビュー第2弾は、『スカイクロラ』などの音楽で知られる作曲家の川井憲次さんです!

『スカイクロラ』といえば、以前にSPで再生した音を録音してYou Tubeにアップしましたね。

以下抜粋

音へのこだわり ー “地味な音”であることの重要性

『スピーカーの自作もするのですが、「地味な音」を実現するのは難しいことだと思います。その意味で今回のテーマであるこの「ATH-M50x」も、良い意味で“地味”な音がするヘッドホンだなと感心しました。音に色付けがないのです。』


川井さんが聴いたATH-M50x ー 色付け、不自然なピークがない

ーー ATH-M50xも、川井さんがモニターに求める地味な音がすると?

『地味ですね。音に色付けがなく、不自然なピークもありません。これは歪みが少ないからなのでしょう。もちろん歪みは皆無ではないのでしょうが、耳障りでないようにまとめられているから歪みと認識されないのだと思います。』


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ーー ATH-M50xも、構造や素材において特別な点があるわけではないと思います。ただ、このヘッドホンのベースモデルを手がけた方は、スピーカー設計でもスペシャリストでもあるベテランの方だそうです。つまりATH-M50xは、オーディオテクニカのアコースティックなノウハウや工夫が集約されたモデルとのことです。

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『ハイレゾも話題ですが、結局良い音かどうかという要素は、中音部に集中していると思います。若い頃はドンシャリな音が好きでしたが、ある時期から中音域の大切さがわかったのです。』

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『やはり音作りに使うとなると、色付けのない音質というのは非常に大事です。それから、空間の見え方の良さについてもお話しましたが、もうひとつ、このATH-M50xは低域がきちんと見えるということも大きいです。』

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